はぶ【波布/飯匙倩】
クサリヘビ科の毒蛇。毒性が激しく量も多い。全長1.2〜2.3メートル。頭部は大きく三角形をし、淡灰褐色で黒褐色の斑紋がある。夜間や雨天に行動しネズミ・鳥などを捕食するが、人畜の被害も多い。奄美・...
はぶ‐そう【波布草】
マメ科の一年草。高さ約1メートルに達し、葉は羽状複葉。夏、黄色の5弁花を開き、円柱状の豆果ができる。種子は緑色で円盤状をなす。熱帯に産し、日本には江戸時代に渡来。種子を緩下薬や黄色染料に用い、ま...
はぶ‐ちゃ【波布茶】
ハブソウやエビスグサの種子を炒(い)って煎(せん)じ、茶のように飲むもの。健胃・解毒の効があるという。
はぶのみなと【波浮の港】
日本の唱歌の一。野口雨情が大正13年(1924)、「ハブの港」のタイトルで雑誌「婦人世界」に発表した詞に、中山晋平が曲をつけたもの。昭和3年(1928)発表。
野口雨情による民謡集。昭和4年...
は‐めん【波面】
1 波の表面。波立っている水面。 2 進行波の、ある時刻に同一位相にある連続面。
はめんほしょう‐こうがく【波面補償光学】
⇒補償光学
は‐もん【波紋/波文】
1 水面に物の落ちたときなどに、いく重にも輪を描いて広がる波の模様。 2 次々と周囲に動揺を伝えていくような影響。「政界に—を起こす」「若者の間に—を呼んだ番組」
波紋(はもん)を投(とう)・じる
事を起こす。反響を呼ぶ問題を提起する。波紋を投げる。「暴露記事が—・じる」 [補説]「一石を投じる」との混同から生まれた言い方か。
はらい【波羅夷】
《(梵)pārājikaの音写。極悪・重禁・断頭と訳す》仏語。戒律のうちで最も罪の重いもの。ふつう婬戒・盗戒・殺人戒・大妄語戒の四つをさす。犯した比丘・比丘尼は教団から追放される。
はらな‐こく【波羅奈国】
《(梵)Bārāṇasīの音写》古代インドの国。首都は現在のバラナシにあたる。釈迦(しゃか)が成道ののち最初に説法を行った鹿野苑(ろくやおん)があった。