ぬすっと‐ねこ【盗人猫】
「泥棒猫(どろぼうねこ)」に同じ。
盗人(ぬすびと)に追(お)い銭(せん)
盗人に物を盗まれたうえに、さらに金銭を与えること。損を重ねることのたとえ。泥棒に追い銭。
盗人(ぬすびと)にも三分(さんぶ)の理(り)
悪事を働くにも相応の理屈はある。どんなことにでも理屈はつけられるということ。泥棒にも三分の道理。
盗人(ぬすびと)の逆恨(さかうら)み
泥棒が自分の悪事はたなに上げて、捕らえた人や被害者を恨むこと。
盗人(ぬすびと)を見(み)て縄(なわ)を綯(な)う
「泥棒(どろぼう)を捕らえて縄を綯う」に同じ。
ネオレアリズモ【(イタリア)neorealismo】
《「ネオリアリズモ」とも》第二次大戦直後に現れたイタリア映画の新しい傾向。現実を客観的に凝視し、ドキュメンタリー風に描写した。ロッセリーニ「無防備都市」「戦火のかなた」、デ=シーカ「自転車泥棒」...
浜(はま)の真砂(まさご)は尽(つ)きるとも世(よ)に盗人(ぬすびと)の種(たね)は尽(つ)きまじ
海辺に無数にある砂がなくなっても、世の中に泥棒がいなくなることはないであろう。石川五右衛門の辞世と伝えられる歌で、初句は「石川や」。
ひっ‐くく・る【引っ括る】
[動ラ五(四)]《「ひきくくる」の音変化》勢いよく、また手荒にしばる。「古雑誌を—・る」「泥棒を—・る」 [可能]ひっくくれる
ひっ‐とら・える【引っ捕(ら)える】
[動ア下一][文]ひっとら・ふ[ハ下二]しっかり捕らえる。容赦なく捕らえる。「泥棒を—・える」
もの‐とり【物取り】
他人の物を盗み取ること。また、その人。泥棒。「—に入られる」