お‐でい【汚泥】
1 汚いどろ。 2 人を堕落させるような、好ましくない環境。「彼女を—の中から救抜する」〈鴎外・雁〉 3 ⇒スラッジ
かいし‐でい【芥子泥】
芥子の粉末に水を加えて練り、泥状にしたもの。紙・布に塗りつけて湿布剤として使用。からしでい。
からし‐でい【芥子泥】
⇒かいしでい(芥子泥)
かじ‐どろ【火事泥】
火事場泥棒。
かっせい‐おでい【活性汚泥】
下水や廃水に含まれる有機物を酸化分解する微生物を繁殖させて生じる泥状の沈殿物。汚水処理に利用。→活性汚泥法
きどるい‐でい【希土類泥】
希土類元素(レアアース)を高濃度に含む泥質堆積物。太平洋の深海底に広く分布。日本では南鳥島近海の水深5000〜6000メートルの海底に存在することが確認された。レアアース泥。
きん‐でい【金泥】
金粉をにかわで溶いた顔料。書画などに用いる。こんでい。
ぎん‐でい【銀泥】
銀粉をにかわで溶いた顔料。書画などに用いる。白泥(びゃくでい)。
グロビゲリナ‐なんでい【グロビゲリナ軟泥】
海洋堆積物(たいせきぶつ)の一。グロビゲリナの石灰質の遺体を主成分とする海底泥。乳白色・ばら色・黄色・褐色で、大西洋に広く分布。
けいそう‐なんでい【珪藻軟泥】
珪藻の遺体を主成分とし、細泥・鉱物・有孔虫遺体なども含む海洋堆積物(たいせきぶつ)。淡黄色または灰色。寒帯地方の水深1000〜4000メートル付近に多い。