アタプエルカ‐いせき【アタプエルカ遺跡】
《Atapuerca》スペイン北部アタプエルカ山脈の洞窟(どうくつ)にある遺跡。ヨーロッパ最古と考えられる人類の化石が多く発掘されており、約80万年前の原人「ホモ‐アンテセソール」などが発見され...
アダムス‐ストークス‐しょうこうぐん【アダムスストークス症候群】
心臓の拍動に異常があって脳へ流れる血液が不足するために起こる意識障害。19世紀、英国の外科医アダムス(R.Adams)と内科医ストークス(W.Stokes)がそれぞれ報告。 [補説]洞不全症候群...
アチウ‐とう【アチウ島】
《Atiu》南太平洋、クック諸島の島。首都があるラロトンガ島の北東約260キロメートルに位置する。火山性の島で、周囲を隆起サンゴ礁に囲まれる。コーヒーの名産地。アナトキタキ鍾乳洞という巨大な洞窟...
あっか‐どう【安家洞】
岩手県岩泉町にある鍾乳洞。竜泉洞の北、約20キロ。総延長は23.7キロで国内最長。入り口は一つで多くの支洞があり、主洞の一部は公開されている。国の天然記念物。
あな‐つばめ【穴燕】
アマツバメ科アナツバメ属の鳥の総称。全長9〜17センチ。主に南アジアに分布し、洞窟(どうくつ)内の壁に唾液(だえき)などを固めて巣を作る。巣は燕窩(えんか)とよばれ、中国料理の高級材料として珍重...
アナ‐テ‐パフ【Ana Te Pahu】
南太平洋の東部、チリ領のイースター島北西部にある洞窟。溶岩台地を貫く溶岩トンネルで、同島でもっとも規模が大きい洞窟の一つ。全長900メートル以上。食料の保管や貯水池として使われたほか、19世紀に...
あぶくま‐どう【あぶくま洞】
福島県田村市にある鍾乳洞(しょうにゅうどう)。カルスト台地の仙台平(ひら)南部にあり、昭和44年(1969)石灰岩採石場跡で発見された。洞内には鍾乳石・石筍(せきじゅん)が多く見られ、観光地とし...
あまみぐんとう‐こくりつこうえん【奄美群島国立公園】
鹿児島県、奄美群島に広がる国立公園。奄美大島南部のリアス海岸・喜界(きかい)島の隆起サンゴ礁地形・沖永良部(おきのえらぶ)島の鍾乳洞群・与論島の海岸地形などさまざまな地形がみられる。また、ルリカ...
あみだ‐が‐たき【阿弥陀ヶ滝】
岐阜県中西部、長良(ながら)川支流の最上流前谷川にある滝。落差約60メートルは東海一の名瀑といわれる。滝の裏側には阿弥陀如来の石仏がならび、西側には絶壁、北側には洞窟が見られる。古くから白山信仰...
アヤテクラ【Ayatekla】
トルコ南部の都市シリフケ近郊にある原始キリスト教の聖地。市街の南方約4キロメートルに位置する。使徒パウロによりキリスト教に帰依し、殉教した聖テクラが隠れ住んだという岩山がある。東ローマ帝国時代に...