こうずいじ‐さいこうすいい【洪水時最高水位】
⇒サーチャージ水位
こうせき‐せい【洪積世】
⇒更新世(こうしんせい)
こうせき‐そう【洪積層】
更新世に堆積(たいせき)した地層。更新統。洪水による堆積物の意で、ヨーロッパの氷河性堆積物に当たる。
こうせき‐だいち【洪積台地】
更新世の堆積(たいせき)物からなる台地。三角州・扇状地・海岸平野などが隆起したもの。武蔵野台地・三方ヶ原(みかたがはら)など。
こう‐せん【洪繊】
大きいものと小さいもの。大きいことと小さいこと。大小。「濃淡の陰、—の線(すじ)を見出しかねる」〈漱石・草枕〉
こう‐だい【鴻大/洪大】
[名・形動]きわめて大きいこと。また、そのさま。「商館の—なるに驚き」〈福沢・学問のすゝめ〉
こう‐と【鴻図/洪図】
大きな計画。遠大なはかりごと。「—を固むるは諸卿の業」〈河上肇・貧乏物語〉
こう‐とう【洪濤】
大きな波。洪波。
こう‐はん【洪範/鴻範】
手本となるような大法。模範。
(洪範)「書経」の周書の編名。天下を治める大法を伝説上の夏の禹(う)王の名に託して述べたもの。戦国時代に儒教の立場からまとめられた政治哲学の書と考えられている。
こうはん‐きゅうちゅう【洪範九疇】
「書経」の洪範編に述べられた政治道徳の九原則。五行(ごぎょう)・五事・八政・五紀・皇極・三徳・稽疑(けいぎ)・庶徴(しょちょう)・五福の九つ。