かつござつわ【活語雑話】
江戸後期の語学書。3編。東条義門著。天保9〜13年(1838〜1842)刊。活用や繋辞に関する研究をまとめたもの。
かつごだんぞくふ【活語断続譜】
江戸後期の語学書。1巻。鈴木朖(すずきあきら)著。享和3年(1803)ころ成立。本居宣長(もとおりのりなが)の「御国詞(みくにことば)活用抄」の分類に従って、27の活用形式について、その例と用法...
かつ‐よう【活用】
[名](スル) 1 物や人の機能・能力を十分に生かして用いること。効果的に利用すること。「学んだ知識を—する」「資料を—する」 2 文法で、語がその用法の違いによって体系的に語形変化をすること。...
かつよう‐けい【活用形】
国語の用言(動詞・形容詞・形容動詞)や助動詞が活用してとる種々の語形。一般に、文語文法では、未然形・連用形・終止形・連体形・已然形・命令形の6種、口語文法では未然形・連用形・終止形・連体形・仮定...
かつよう‐げん【活用言】
活用語の旧称。
かつよう‐ご【活用語】
活用する単語。日本語では、動詞・形容詞・形容動詞・助動詞の総称。
かつよう‐ごび【活用語尾】
国文法において、用言の語尾で、活用の際に語形変化をする部分。動詞では、「読む」の「む」(「ま・み・む・め」などと変化)、形容詞では、「寒い」の「い」(「く・い・けれ」などと変化)などの類。
かつよう‐れんご【活用連語】
活用する連語の意で、助動詞が他の語のあとについたもの。一つの用言とほぼ同じ機能と用法をもつ。「花だ」「書いた」「歌わされる」の類。
かてい‐けい【仮定形】
口語の活用形の一。用言、助動詞の第五活用形。接続助詞「ば」を伴って順接仮定の条件を示す。「行けば」「書けば」などの「行け」「書け」の類。文語の已然形が、その機能を変えて、主として仮定表現に用いら...
かてい‐ようすい【家庭用水】
各家庭で使用される水。飲料水のほか、調理・洗濯・掃除・風呂・トイレなどに使用される水を含む。都市活動用水と合わせて生活用水とよばれる。