りゅう‐し【流矢】
1 的を外れた矢。ながれ矢。それ矢。 2 飛んでくる矢。
りゅう‐しち【流質】
1 質流れ。ながれじち。 2 債務不履行の場合に、質権者に質物の所有権を取得させ、または質物を売却してその代金を優先弁済にあてさせること。民法は流質契約を無効とするが、営業質屋・公益質屋について...
りゅう‐しつ【流失】
[名](スル)水などに押し流されてなくなること。「洪水で橋が—する」「—家屋」
りゅう‐しゅつ【流出】
[名](スル) 1 流れて外へ出ること。「事故で廃液が—する」⇔流入。 2 内部のものが、外部に出て行ってしまうこと。「人口の—が著しい山村」「優秀な頭脳が海外へ—する」
りゅうしゅつ‐せつ【流出説】
哲学で、最高存在たる神から万物が段階的に流出し、しだいに低いもの、不完全なものに至るとする形而上学説。新プラトン学派やグノーシス派の宇宙論などにみられる。発出論。エマナチオ。
りゅうしょう‐きょくすい【流觴曲水】
昔、中国で、陰暦3月3日に行われた宴。折れ曲がった水の流れに杯を流し、その杯が自分の前に来るまでに詩を作り、杯の酒を飲んだ遊び。のちに日本でも行われた。→曲水の宴
りゅう‐じく【流軸】
海流の中で、最も流れが速い部分。
りゅう‐じん【流人】
1 他国をさすらう人。流浪の人。 2 流刑に処せられた人。るにん。
りゅう‐すい【流水】
流れる水。水の流れ。地学では河川を流れる水をいう。「行雲—」「—量」⇔死水。
りゅうすいがた‐ダム【流水型ダム】
貯水をしない、洪水調節用のダム。通常時は河川の水をそのまま流し、大雨などの際には増水分をせき止めて下流への水量を調節する。→貯留型ダム