なが・す【流す】
[動サ五(四)] 1 液体が流れるようにする。 ㋐水などを流れさせる。「汚水をどぶに—・す」「トイレの水を—・す」 ㋑血・汗・涙などをしたたらせる。「脂汗を—・す」「よだれを—・す」 ㋒水流に乗...
ながら・う【流らふ】
[動ハ下二]《下二段動詞「ながる」+反復継続の助動詞「ふ」から》流れつづける。流れるようにそれが続く。「雉(きぎし)鳴く高円(たかまと)の辺(へ)に桜花散りて—・ふ見む人もがも」〈万・一八六六〉
なが・る【流る】
[動ラ下二]「ながれる」の文語形。
ながれ【流れ】
[名] 1 液体や気体が流れること。また、その状態や、そのもの。「潮の—が速い」「空気の—が悪い」「川の—をせき止める」 2 流れるように連なって動くもの。また、その動き。「人の—に逆らって歩...
ながれ‐ある・く【流れ歩く】
[動カ五(四)]あちこちをさすらい歩く。放浪する。「日本中を—・く」
ながれ‐お・ちる【流れ落ちる】
[動タ上一][文]ながれお・つ[タ上二]水などが流れて下に落ちる。「谷に滝が—・ちる」
ながれ‐かいさん【流れ解散】
デモ行進などの終点で、到着しだいにそのまま解散すること。
ながれ‐かんじょう【流れ灌頂】
出産で死んだ女性の霊をとむらうために、橋畔や水辺に棒を立てて赤い布を張り、通行人に水をかけてもらう習俗。布の色があせると亡霊が成仏できるという。地方によっては水死者のためなどにも行い、供養の仕方...
ながれ‐ぎ【流れ木】
1 りゅうぼく。 2 流人をたとえていう語。「名取河あふせによどむ—の寄るかた知らでぬるる袖かな」〈続後拾遺・恋一〉
ながれ‐こ・む【流れ込む】
[動マ五(四)]流れて入りこむ。「汚水が湾内に—・む」