いなさ‐の‐はま【稲佐の浜】
島根県東部、出雲(いずも)市西部に広がる砂浜海岸。国譲りの神話で知られる浜。陰暦10月10日、出雲大社に全国から集まるという神々がこの浜に上陸するといわれ、神迎えの神事(神迎祭)が行われる。夏は...
いなむら‐が‐さき【稲村ヶ崎】
神奈川県鎌倉市にあり、由比ヶ浜(ゆいがはま)と七里ヶ浜とを分ける岬。新田義貞(にったよしさだ)が太刀を投じて竜神に祈り、干潮を利用して鎌倉に攻め入ったという地。
イパオビーチ‐パーク【Ypao Beach Park】
マリアナ諸島、グアム島北西岸の町タモンにある公園。タモン湾の南端に位置する。遠浅の美しい砂浜が続き、サンゴ礁が点在する。シュノーケリングなどのマリンスポーツが盛ん。
イパネマ【Ipanema】
ブラジル南東部の都市リオデジャネイロにある海岸。市街南部、コパカバーナの南西に位置し、さらに西のレブロン地区とあわせ約4キロメートルにわたり砂浜が広がる。ボサノバ「イパネマの娘」に歌われ、世界的...
イファティ【Ifaty】
マダガスカル南西部の町。トゥリアラの北約25キロメートルに位置する。白い砂浜が広がり、沖合には約40キロメートルにわたる堡礁(ほしょう)がある。海岸保養地として人気があり、スキューバダイビングの...
いぶすき【指宿】
鹿児島県、薩摩(さつま)半島南東端の市。温泉地として知られ、泉質は単純温泉・塩化物泉など。摺ヶ浜(すりがはま)では砂風呂がある。温泉熱利用の園芸が盛ん。平成18年(2006)1月、山川町・開聞(...
いまぎれ【今切】
静岡県浜名湖が海に通じる辺りの称。明応7年(1498)の大地震で砂洲が切れ、海とつながった。江戸時代は渡し舟があったが、現在は浜名湖大橋によって結ばれている。
いまし【汝】
[代]二人称の人代名詞。親しみの気持ちで相手をさす。そなた。なんじ。おまえ。「駿河の海おしへに生ふる浜つづら—をたのみ母にたがひぬ」〈万・三三五九〉 [補説]上代語であるが、平安時代にも漢文訓読...
い・む【忌む/斎む】
[動マ五(四)] 1 (忌む) ㋐呪術的な信仰などから、不吉なものとして避ける。禁忌とする。「葬式は友引の日を—・む」「宗教上、肉食を—・む」 ㋑嫌って、避ける。「革新を—・む」「退屈を—・む」...
いらご‐みさき【伊良湖岬】
愛知県、渥美(あつみ)半島南西端の岬。日出(ひいで)の石門・恋路ヶ浜などがある。いらござき。