ふ‐ひょう【浮評】
根拠のないうわさ。「遂に—は汎(ひろ)く其地方の人口に上(のぼる)に至れり」〈菊亭香水・世路日記〉
ふ‐へい【浮萍】
うきくさ。また、住居の定まらないことのたとえ。「天性水石に心を寄せ、—の跡を事とし給ひしかば」〈太平記・二四〉
ふ‐ぼく【浮木】
水に浮いている木。うきぎ。
ふ‐ゆう【浮遊/浮游】
[名](スル) 1 空中や水面に浮かびただようこと。「空気中に—するほこり」 2 行先を定めないで旅をすること。「本朝鼎臣(ていしん)の外相を以て、異国—の来客に見えん事」〈盛衰記・一一〉
ふゆう‐きらい【浮遊機雷】
敵艦船の航路などの水面直下に浮遊させておく機雷。
ふゆうじせき‐ちかんほう【浮遊耳石置換法】
⇒エプリー法
ふゆう‐せいぶつ【浮遊生物】
⇒プランクトン
ふゆうせい‐ゆうこうちゅう【浮遊性有孔虫】
プランクトンとして浮遊生活を送る有孔虫の総称。現生では底生有孔虫に比べて少ない。陸からの砂や泥が流れ込まない海底に堆積し、石灰質軟泥となる。また、堆積岩中に微化石として見つかり、太古の海洋環境を...
ふゆう‐せんこうほう【浮遊選鉱法】
粉砕した鉱石を、油や起泡剤を加えた水に入れてかきまぜ、ぬれにくい鉱物粒子を気泡に付着させて分離・回収する方法。浮遊選別。
ふゆう‐せんべつ【浮遊選別】
⇒浮遊選鉱法