ふ‐ろう【浮浪】
[名](スル)住居を離れ、また一定の住居や職業を持たず、あちこちさまよい歩くこと。また、その人。「東洋へ—して来た冒険家」〈芥川・さまよへる猶太人〉
ふろう‐しゃ【浮浪者】
定まった住居や職業を持たず、あちこちさまよい歩く者。浮浪人。ルンペン。
ふろう‐じ【浮浪児】
親や保護者がなく、一定の住居も持たずにさまよい暮らす子供。
ふろう‐にん【浮浪人】
「浮浪者」に同じ。
ふろうまんご【浮浪漫語】
辻潤による随筆集。大正11年(1922)刊行。
ブイ【浮標】
三好十郎の戯曲。昭和15年(1940)、新築地劇団が八田元夫の演出で初演。日中戦争が近づく時代を背景に、病に倒れた妻を看病する画家の苦悩を描く。
むくみ【浮腫】
むくむこと。また、むくんだもの。ふしゅ。「全身に—がくる」
むく・む【浮腫む】
[動マ五(四)]体組織に余分な組織液がたまり、からだの全体、または一部分がはれたようになる。「顔が—・む」