うみ‐ばた【海端】
海のほとり。うみべ。海岸。
うみ‐ばと【海鳩】
ウミスズメ科の海鳥。全長33センチくらい。翼に大きな白紋のあるほかは全身黒色。冬羽は全身灰色となる。足は赤い。北太平洋に分布。冬に北海道沿岸などで少数がみられる。
うみ‐ひごい【海緋鯉】
ヒメジ科の海水魚。全長約40センチ。コイに似て、体色は鮮赤色。下あごに一対のひげがある。南日本近海の砂泥底にすむ。
うみ‐ひば【海檜葉】
花虫綱オオキンヤギ科の腔腸(こうちょう)動物。暖海の海底に産し、ヒノキの枝のような群体をつくり、高さは1メートルを超える。各枝上に4個ずつポリプが輪生する。日本では相模湾に多い。
うみ‐ひるも【海蛭藻】
トチカガミ科の常緑多年草。海底の砂地に生える。茎は白色で横にはい、長い柄のある小判形の葉が出る。普通は雌雄異株。花は目立たない。
うみ‐びらき【海開き】
海水浴場をその年に初めて一般の人々に開放すること。また、その日。《季 夏》
うみ‐ぶどう【海葡萄】
イワヅタ科の海藻クビレヅタの別名。
うみへのりゆくひとびと【海へ騎りゆく人々】
《原題Riders to the Sea》シングの戯曲。1幕。1904年、ダブリンにて初演。絶海の孤島で、夫や子どもを次々と海に奪われていく老母の姿を描く悲劇。
うみ‐へび【海蛇】
1 有鱗(ゆうりん)目コブラ科の爬虫(はちゅう)類のうち、海にすむヘビの総称。すべて有毒。全長1〜2メートル。尾は左右に扁平。卵胎生のものが多く、エラブウミヘビなど少数が卵生。南西諸島から熱帯の...
うみへび‐ざ【海蛇座】
南天の星座の一。蟹(かに)座の南から天秤(てんびん)座の近くまで伸び、全天第一の細長い星座。その中央部は4月下旬の午後8時ごろ南中する。学名 (ラテン)Hydra