かいりくふう‐じゅんかん【海陸風循環】
海風や陸風が吹くときに起こる空気の循環をいう。日中、地表近くで海から陸へ吹き込む海風は、内陸で上昇し、上空では海へ吹き出す風となって循環を形成する。夜間に陸から海へ吹き出す陸風は、海上で上昇し、...
かいり‐ねずみ【海狸鼠】
ヌートリアの別名。体がビーバーに、尾がネズミに似るのでいう。
かい‐りゅう【海流】
海洋中で、一定の方向に帯状に流れる海水の流れ。黒潮などの暖流と、親潮などの寒流とがある。 [補説]作品名別項。→海流
かいりゅう【海流】
《原題、Sea drift》ディーリアスの合唱曲。1903年から1904年にかけて作曲。米国の詩人ホイットマンの詩集「草の葉」所収の「揺り籠の中から」に基づく。
かい‐りゅうおう【海竜王】
海中にすむという竜王。竜神。
かいりゅうおう‐じ【海竜王寺】
奈良市法華寺北町にある真言律宗の寺。開創年代は天平年間(729〜749)、光明皇后の創立と伝える。もと藤原不比等邸の北東隅にあったので、隅寺(すみでら)・隅院(すみのいん)・脇寺などと称された。...
かいりゅう‐はつでん【海流発電】
黒潮などの海流を利用した発電。海中に設置した発電装置のプロペラを海流の力で回転させて電気をつくる。
かいりゅう‐びん【海流瓶】
海流の方向・経路・速度などを知るために、海中に投入する瓶。見つけた人にその時刻・位置などを記入して返送してもらう紙片を入れる。
かいりょく‐せき【海緑石】
雲母類の一種。ふつう泥岩や砂岩の中に青緑色の微粒として存在する。単斜晶系。続成作用の過程ででき、浅海性の堆積岩(たいせきがん)にのみ存在。イオン交換剤として硬水の軟化に用いられ、カリウムの原料に...
かい‐れい【海嶺】
大洋底にある海底山脈。急斜面をもつ細くて長い高まり。中央海嶺と、それ以外の別の成因をもつものとに分類される。大西洋中央海嶺・大和海嶺など。