がい‐さい【外鰓】
両生類や肺魚などの幼生の呼吸器官で、頭部の両側から突出する羽毛状のえら。多くの種では成長につれて退化・消失する。そとえら。⇔内鰓。
きそねんきん‐ばんごう【基礎年金番号】
従来別々であった国民年金(10桁)・厚生年金(10桁)・共済年金(8桁か14桁)の加入者番号を国民年金方式で統一した10桁の番号。保険料滞納や加入漏れの防止が目的。平成9年(1997)1月に導入...
きゅうてつ‐はんしゃ【吸啜反射】
新生児にみられる原始反射の一。口に入ってきたものに吸いついて啜(すす)る行動をさす。母乳を飲むための一連の反射であり、生後半年程度で消失する。
きょっ‐かん【極冠】
1 地球の両極地方の緯度60度より高緯度の領域。また地球電磁気学の分野では、極光帯よりも内側の緯度65度〜70度以上の領域をさす。 2 火星の両極地方に認められる白い部分。火星の夏にはほとんど消...
きょっかん‐きゅうしゅう【極冠吸収】
太陽フレアに起因する高エネルギー粒子が、地球の極冠域の電離層に降り注いで異常電離を引き起こし、短波帯の電波が吸収されてしまう現象。極冠電波消失。PCA(polar-cap absorption)。
きりつせい‐たんぱくにょう【起立性蛋白尿】
立ちつづけたり運動をしたりすると尿にたんぱくが出て、安静にすると出なくなる状態。学童に多いが、成人すれば自然に消失する。
けっ‐しつ【欠失/闕失】
[名](スル) 1 欠けてなくなること。 2 あやまり。おちど。「固(もと)より容貌の疎脱、言語の—を咎(とが)めずして」〈中村訳・西国立志編〉 3 生物で、染色体やDNAの一部が切断されて消失...
げんし‐はんしゃ【原始反射】
新生児に見られる種々の反射。胎外の環境で生命維持をする上で不可欠なものが多く、サルと共通するものもある。通常、成長するにつれて消失する。吸啜反射、把握反射、モロー反射、ギャラン反射などが知られる。
こうばいしょうしつ‐もんだい【勾配消失問題】
機械学習の多層化したニューラルネットワークにおいて、ある段階を越えると学習が進まなくなること。学習は予測値と実際の値の誤差を最小化する過程で進むが、活性化関数の勾配がゼロに近づくことによって、ネ...
こうまく‐さいぼう【厚膜細胞】
細胞壁が木質化して厚くなった細胞。原形質が消失して死細胞になっていることが多い。ナシの果肉などにみられる石細胞(せきさいぼう)はその例。厚壁細胞。