クノープ‐えき【クノープ液】
《Knop》植物培養液の一。生育に必要な無機塩類を水に溶かしたもので、水耕法などに使用。ドイツの化学者クノープが考案。
クリーニング‐ようえき【クリーニング溶液】
クロム酸混液。ガラス容器の洗浄に用いられたが、毒性が強いため現在はあまり使われない。
クレゾール‐せっけんえき【クレゾール石鹸液】
植物油を水酸化カリウムで鹸化してからクレゾールを加えた混合液。約50パーセントのクレゾールを含む。水で薄めて消毒薬とする。リゾール。
クロムさん‐こんえき【クロム酸混液】
二クロム酸カリウムの濃水溶液と濃硫酸との混合液。酸化力が強いので、実験室などでガラス器具の汚れを落とすのに用いられたが、毒性が強いため現在では使われない。クロム硫酸。クリーニング溶液。
けい‐えき【軽液】
純水より比重の小さい液。また、二つ以上の液の比重を比べたときに、その小さい方の液。→重液
けいこう‐ほすいえき【経口補水液】
体内で失われた水分や塩分などを速やかに補給できるように成分を調整した飲料。腸内で水分や塩分が効率よく速やかに吸収されるように、ぶどう糖などの炭水化物とナトリウムなどの電解質の濃度が調整されている...
けつ‐えき【血液】
動物の血管系内を循環している体液。有形成分の血球・血小板と液体成分の血漿(けっしょう)からなる。体内各部への酸素や栄養の補給、二酸化炭素や老廃物の除去、抗体による防衛反応、体温の維持などの働きを...
けんだく‐えき【懸濁液】
液体中に顕微鏡で見える程度の粒子が分散しているもの。粘土を含んだ濁水、金のコロイド溶液など。
げん‐えき【原液】
加工したり薄めたりしない前の、濃い液体。
げんぞう‐えき【現像液】
フィルムなどの現像に用いる水溶液。ハイドロキノン・メトール・フェニドンなどの現像主薬、酸化を防ぐ保恒剤、現像促進剤、現像抑制剤などからなる混合溶液。