あさ‐すず【朝涼】
夏、朝のうちの涼しいこと。また、その時分。《季 夏》「—や肌すべらして脱ぐ寝間着/草城」
こう‐りょう【後涼】
中国、五胡(ごこ)十六国の一。386年、氐(てい)族の呂光が前秦から独立して建国。都は姑臧(こぞう)。403年、後秦の姚興(ようこう)に滅ぼされた。ごりょう。
ご‐りょう【後涼】
⇒こうりょう(後涼)
こう‐りょう【荒涼】
[名・形動] 1 荒れ果ててものさびしいこと。また、そのさま。「三千代は自分の—な胸の中(うち)を」〈漱石・それから〉 2 漠然として要領を得ないこと。また、そのさま。「題の本意もなくすこぶる...
しゅう‐りょう【秋涼】
1 秋になって感じるすずしさ。また、秋のすずしい風。「—の候」《季 秋》 2 陰暦8月の異称。
しょう‐りょう【清涼】
仏語。清く、さわやかなこと。浄土や悟りなどの絶対の境地をいう語。
しょ‐りょう【初涼】
初秋の涼しさ。新涼。《季 秋》
しん‐りょう【新涼】
秋の初めの涼しさ。初秋の涼気。《季 秋》「—や仏にともし奉る/虚子」
せい‐りょう【凄涼】
[ト・タル][文][形動タリ]ぞっとするほどもの寂しいさま。また、冷ややかなさま。「—たる夜色、人をして日中の苦熱を忘れしむれば」〈竜渓・経国美談〉
せい‐りょう【清涼】
[名・形動]さわやかで涼しいこと。冷たくてすがすがしいこと。また、そのさま。「高原の—な空気」