いん【淫/婬】
1 性欲。色欲。また、みだらであること。「—にふける」 2 精液。「不浄の—付きて染みたり」〈今昔・一七・四五〉
いん【淫】
[常用漢字] [音]イン(呉)(漢) [訓]みだら 1 (「婬(いん)」と通用)みだらな性的関係にふける。「淫行・淫蕩(いんとう)・淫奔・淫乱・淫猥(いんわい)/姦淫(かんいん)・荒淫・邪淫・手...
いん‐いつ【淫逸/淫佚】
[名・形動] 1 なまけて遊興にふけること。また、そのさま。「—な日々を送る」 2 男女関係がみだらなこと。また、そのさま。「—な腐れ縁」
いん‐う【淫雨】
長く降りつづく雨。長雨。
いん‐かい【淫戒】
仏語。邪淫戒のこと。
いん‐ぎゃく【淫虐】
みだらで残酷なこと。
いん‐ぐ【淫具】
性行為の際、性的な刺激を強めるために用いる器具。性具。
いん‐こう【淫行】
1 みだらなおこない。 2 社会の性道徳から外れた行為。
いんこうかんゆう‐ざい【淫行勧誘罪】
営利の目的をもって、淫行の常習のない女性を勧誘し、姦淫させる罪。多く、女性に売春などをさせる犯罪に適用される。刑法第182条が禁じ、3年以下の懲役または30万円以下の罰金に処せられる。
いん‐し【淫祀/淫祠】
いかがわしいものを神として祭ること。また、そのやしろ。「—邪教」