いく‐たて
物事のなりゆき。いきさつ。「何かそこにもっと深い—でもあるのか」〈里見弴・多情仏心〉
い‐こん【遺恨】
1 忘れがたい深いうらみ。宿怨(しゅくえん)。「—を晴らす」「—試合」 2 残念に思うこと。「極めたる—の事になん」〈今昔・一二・二三〉
イサロ‐こくりつこうえん【イサロ国立公園】
《Parc national de l'Isalo》マダガスカル南部にある国立公園。浸食を受けた砂岩の岩山や奇岩群、深い渓谷などがあり、「マダガスカルのグランドキャニオン」と称される。1999年...
意識(いしき)が低(ひく)・い
あることに注意や関心を向けていない。問題や状況についての深い考えがない。「環境問題に対する—・い」
伊勢(いせ)へ七度(ななたび)熊野(くまの)へ三度(さんど)
伊勢神宮や熊野三社へたびたび参ること。信心の深いこと、また、信心はどんなに深くしても限りはないことのたとえ。
イタキ‐とう【イタキ島】
《Ithaki/Ιθάκη》ギリシャ西部、イオニア海にある島。イオニア諸島に属し、ケファロニア島と幅約2〜4キロメートルの狭い水道を隔てて向かい合う。中心地はイタキ。深い湾奥に位置する天然の良港...
頂(いただ)く物(もの)は夏(なつ)も小袖(こそで)
《小袖は絹の綿入れのことで、夏には不用のもの》もらえる物なら役に立たない物でももらう。欲深いたとえ。夏も小袖。
いた‐ぶね【板舟】
1 薄い板で作った小舟。泥深い水田で、苗や刈り取った稲をのせるのに使う。 2 東京日本橋の旧魚市場で、魚類販売のために並べた板。板舟株という営業上の権利が認められていた。
至(いた)り深(ふか)・し
1 思慮が深い。心づかいが行き届いている。「—・き御心にて、もしかかる事もやと思すなりけり」〈源・野分〉 2 造詣(ぞうけい)が深い。「言の葉筆づかひなどは、人より殊になまめかしく、—・う見えた...
いっ‐きょう【逸興】
[名・形動ナリ] 1 特別に興味深いこと。また、そのさま。「この道は、もし四道の間に—のすぐれたるか」〈海道記・序〉 2 ちょっと変わったおもしろみ。また、そのさま。「不思議に思ひて見れば—なる...