ふか‐ぼり【深掘り】
[名](スル) 1 深く掘ること。深く掘れること。「—技術」「川底の—が生じる」 2 深く調べたり考えたりすること。また、深く関係をもつこと。「課題の—」「従来からの顧客を—する」
ふか‐ま【深間】
[名・形動] 1 水などの深い所。深み。「谷の—に落ち込む」 2 男女が、別れられないほど深い仲になること。また、そのさま。「小太夫様(こだゆうさん)の—な馴染(なじ)み」〈露伴・椀久物語〉
ふか‐まさ・る【深増さる】
[動ラ五(四)]いっそう深くなる。「情欲の執着は—・って行った」〈里見弴・多情仏心〉
ふか‐ま・る【深まる】
[動ラ五(四)]ある状態や程度がしだいに深くなっていく。「秋が—・る」「愛が—・る」
ふか‐み【深み】
1 深さの度合い。深いという感じ。「樹木の緑の—がます」 2 川などの深い所。深間。「—にはまる」⇔浅み。 3 表面だけではわからない奥深い味わい。「—のある味」 4 深入りして身動きのとれない...
ふかみ‐ぐさ【深見草】
1 牡丹(ぼたん)の別名。 2 ヤブコウジの別名。
ふか‐みず【深水】
切り花を長持ちさせる方法の一。花が水につからないよう紙でくるむなどして、茎をたっぷりの水に1時間ほどつけるもの。水を吸い上げにくい植物に用いる。→湯揚げ
ふか‐みどり【深緑】
濃い緑色。濃緑色。しんりょく。「—の淵」
ふか‐みる【深海松】
海底深く生えている海藻。「いくりにそ—生ふる」〈万・一三五〉
ふかみる‐の【深海松の】
[枕]同音の「深む」または「見る」にかかる。「なびき寝し児(こ)を—深めて思へど」〈万・一三五〉 「—見まく欲しけど」〈万・九四六〉