たん‐げつ【潭月】
深く水をたたえた淵に映る月。
たん‐すい【潭水】
底深くたたえられた淵(ふち)の水。
たん‐たん【潭潭】
[形動タリ]水が深くたたえられているさま。「深淵—として」〈盛衰記・三五〉
だん‐そう【談叢/談藪】
1 話のたねが尽きないこと。また、豊富な話題。「実に滑稽の—、落語の淵海と謂うべし」〈増山守正・西京繁昌記〉 2 興味のある話をたくさん集めた本。
ちご‐が‐ふち【稚児ヶ淵】
神奈川県藤沢市の江の島にある淵。相承院の稚児、白菊の投身した所という。
父(ちち)父(ちち)たれば子(こ)も子(こ)たり
《「論語」顔淵から》父が父としての道を尽くせば、子もまた子としての道を尽くす。
ちどりがふち‐せんぼつしゃぼえん【千鳥ヶ淵戦没者墓苑】
日中戦争・太平洋戦争時に海外で戦死した軍人・軍属・一般邦人の遺骨を埋葬した国立の墓地公園。遺族に引き渡すことができなかった約36万柱の遺骨が納められている。昭和34年(1959)建設。皇居北西部...
ちん‐しょう【沈鐘】
沼や湖の底に沈んでいるという伝説上の鐘。その鐘の由来とか、水中から鐘の音が聞こえるという伝説は世界各地にあり、日本の「鐘が淵」という地名もこの伝説に基づくといわれる。
つき‐おと・す【突(き)落(と)す】
[動サ五(四)] 1 突いて高い所から下へ落とす。「谷底に—・す」 2 ひどく悪い状態に陥らせる。「絶望の淵に—・される」 3 相撲で、突き落としの手で相手を負かす。「土俵際で—・して勝つ」
つくばこかしゅう【筑波子家集】
筑波子の歌文集。賀茂真淵の合点歌を自撰したものに、清水浜臣が序文を付して、文化10年(1813)に刊行した。