ききょ‐らい【帰去来】
《陶淵明(とうえんめい)の「帰去来辞」から》官職を退いて故郷に帰ろうとすること。→帰りなんいざ
ききょらいのじ【帰去来辞】
陶淵明作の文。5世紀初頭の成立。官を辞して帰郷し、自然を友とする田園生活に生きようとする決意を述べたもの。
きたほん‐どおり【北本通り】
国道122号線の、東京都北区王子と同区岩淵町の間における呼び名。環七通り・環八通りなどと接続している。
昨日(きのう)の淵(ふち)は今日(きょう)の瀬(せ)
《古今集・雑下の「世の中は何か常なる飛鳥川(あすかがわ)昨日の淵ぞ今日は瀬になる」から》「明日は淵瀬」に同じ。
君(きみ)君(きみ)たり臣(しん)臣(しん)たり
《「論語」顔淵から》主君は主君の道を尽くし、臣下は臣下の道を尽くすこと。
雲(くも)無心(むしん)にして岫(しゅう)を出(い)ず
《陶淵明「帰去来辞」から。「岫」は山の洞穴の意》何事にも束縛されず、自然に従って悠々と生活することのたとえ。
くわ‐つみ【桑摘み】
蚕(かいこ)を育てる桑の葉を摘み取ること。また、摘み取る人。《季 春》「青淵に—の娘(こ)の映り居り/虚子」
君子(くんし)の徳(とく)は風(かぜ)
《「論語」顔淵から》風が草をなびかせるように、君子がその徳によって人々をなびかせ教化すること。
君子(くんし)は人(ひと)の美(び)を成(な)す
《「論語」顔淵から》君子は人の美点・長所を見つけて、それを助け、大成させる。
けいざいようろく【経済要録】
江戸後期の経済書。15巻。佐藤信淵(のぶひろ)著。文政10年(1827)成立。安政6年(1859)刊。総論・創業篇・開物篇・富国篇の4篇からなり、産業を興し、国を富ませて、人民を救済することを説...