さい‐けつ【裁決】
[名](スル) 1 その物事がよいか悪いかを裁いて決定すること。また、それを申し渡すこと。「—を仰ぐ」「どちらが正しいか先生に—してもらう」 2 審査請求または再審査請求に対し、行政庁が判断を与...
さい‐とり【才取り】
1 《「すあいとり」の音変化》売買の媒介をして手数料を取ること。また、それを業とする人。ブローカー。 2 足場の上にいる左官に、助手が下から壁土・漆喰(しっくい)などを渡すこと。また、その助手。...
さい‐ど【済度】
[名](スル) 1 《「済」は救う、「度」は渡す意》仏語。仏が、迷い苦しんでいる人々を救って、悟りの境地に導くこと。「衆生(しゅじょう)を—する」 2 困難や苦労から救うこと。
さき‐もの【先物】
1 将来の一定時期に受け渡す条件で売買契約を結ぶ商品。→現物(げんぶつ) 2 ⇒先限(さきぎり) 3 その将来が期待されるもの。
さき‐わたし【先渡し】
[名](スル) 1 売買取引で、契約をして一定期間がたってから商品を引き渡すもの。 2 貨物などを到着地で相手に引き渡すこと。 3 賃金の前払い。
さくらのその【桜の園】
《原題、(ロシア)Vishnovïy sad》チェーホフの戯曲。4幕。1903年作、翌年初演。新興商人に桜の咲く荘園を売り渡す貴族ラネーフスカヤ家の没落を通して、新旧の社会勢力の交替を叙情的に描く。
さげ‐わたし【下げ渡し】
下げ渡すこと。「官舎の—を受ける」
さしず‐しょうけん【指図証券】
特定の者またはその指図人を権利者とする有価証券。裏書によって譲渡することができる。手形・小切手・船荷証券など。
さし‐わたし【差(し)渡し】
1 一方から他方へかけ渡すこと。また、その長さ。 2 直径。「—二メートルの巨木」 3 直接つながっていること。また、血縁であること。「故斎とは—の従弟(いとこ)なり」〈浮・新永代蔵〉
さし‐わた・す【差し渡す】
[動サ四] 1 さおを差して舟を向こう側へ渡す。「新宮の川舟に奉りて—・すほど」〈増鏡・内野の雪〉 2 一方から他方へかけわたす。架す。「酒壺に—・したる直柄(ひたえ)のひさごの南風吹けば北にな...