さり‐じょう【去り状/避り状】
1 夫から妻に渡す離縁状。三行半(みくだりはん)。さりぶみ。 2 中世、土地・財産に対する権利を放棄し、他に譲り渡す旨を記した証書。さりぶみ。 3 解職の辞令。さりぶみ。
さん【桟】
1 戸・障子などの骨組み。 2 板が反るのを防ぐために、打ちつけたり差し込んだりする横木。 3 土台や梯子(はしご)などに渡す横木。 4 「猿(さる)3」に同じ。「—を下ろす」
さん‐ばし【桟橋】
1 船を横づけにして、人の乗り降りや貨物の積みおろしなどができるように、岸から水上に突き出して造った構築物。床面を木・鉄・コンクリートなどの柱で支える。 2 建築現場などで、高い所に上るために傾...
さんりん‐しょとく【山林所得】
山林を伐採したり立木のままで譲渡することによって生じる所得。所得税法に規定。山林を取得してから5年以内の場合は、事業所得または雑所得となる。→山林所得金額
しおひ‐がり【潮干狩(り)】
潮の引いた海浜で、貝などをとる遊び。春の大潮の時を最適とする。しおひ。《季 春》「—潮の流に板渡す/虚子」
しき‐だい【式台/敷台】
1 玄関先に設けた板敷きの部分。 2 武家屋敷で、表座敷に接続し、家来の控える部屋。 3 (敷台)近世の和船で、船尾の船梁(ふなばり)の上面、舷外突出部に渡す台。反台(そりだい)の受け座。
し‐きゅう【支給】
[名](スル)金銭・物品を、給与・給付として払い渡すこと。「扶養手当を—する」
しせつ‐ししょばこ【私設私書箱】
郵便物や宅配物の受け取りを代行するサービス。また、それを行う業者をいう。自己の所在地で、顧客宛の郵便物を受け取り、顧客に引き渡す形態をとるもので、郵便局の私書箱に対していう。
しちけん‐せっていしゃ【質権設定者】
質権を設定するため、質権者に質物(しちもつ)を引き渡す者。
しち‐ふだ【質札】
質屋が金銭を貸す際に客に渡す、質物(しちもつ)の預かり証。質券。