うず【渦】
1 螺旋(らせん)形に巡る、激しい水の流れ。空気などについてもいう。うずまき。 2 めまぐるしく動いて入り乱れている状態。「争いの—に巻き込まれる」 3 真上から1を見たような模様。 [補説]書...
うず【渦】
榛葉英治の処女小説。女性の不可解な性を描く。昭和23年(1948)から翌昭和24年(1949)にかけて「文芸」誌に連載。単行本は昭和31年(1956)刊行。
うずいもせやまおんなていきんたまむすび【渦 妹背山婦女庭訓 魂結び】
大島真寿美の小説。平成31年(2019)刊行。浄瑠璃「妹背山婦女庭訓」などの作者である近松半二の生涯を描く。第161回直木賞受賞。
うず‐ざくら【渦桜】
桜の一品種。サトザクラの仲間で、花は淡紅色の八重咲き。花弁は反り返っており、また皺が寄っている。
うず‐しお【渦潮】
渦を巻いて流れる海水。潮流の方向・速さの著しく異なる境界や潮位差の大きい所に生じやすい。鳴門海峡のものは有名。
うず‐でんりゅう【渦電流】
磁界の変化に誘導されて、磁界内の板状や塊状の導体内に生じて流れる、渦巻き状の電流。1855年、フランスの物理学者フーコーが発見したため、フーコー電流ともいう。
か‐でんりゅう【渦電流】
⇒うずでんりゅう
うずでんりゅう‐たんしょうけんさ【渦電流探傷検査】
⇒渦電流探傷試験
うずでんりゅう‐たんしょうしけん【渦電流探傷試験】
導電性のある材料でできた製品や試料の傷の有無を調べる非破壊検査法の一。表面に交流電流を流したコイルを置き、材料に磁界で誘起された渦電流を発生させる。表面または表面近傍に傷がある場合、渦電流が変化...
うず‐の‐みち【渦の道】
徳島県鳴門市、鳴門公園内にある施設。大鳴門橋の下部に設けられた遊歩道と展望台からなる。平成12年(2000)開設。展望台からは渦潮を見下ろすことができる。