うすちゃ‐てまえ【薄茶点前】
茶の湯で、薄茶をたてる作法。一碗に茶杓(ちゃしゃく)2杯の薄茶を入れて熱湯を注ぎ、茶筅(ちゃせん)の穂を振ってたてる。→濃茶点前
うたせ‐ゆ【打たせ湯】
樋(とい)などから落ちる湯を肩や背に当てて、凝りや痛みを柔らげる入浴法。また、そのような仕掛け。
うだ・る【茹る】
[動ラ五(四)]《「ゆだる」の音変化》 1 「ゆだる」に同じ。「卵が—・る」「銭湯で—・る」 2 暑さのため、からだがぐったりする。「猛暑に—・る」 3 疲れや酔いなどでからだがふらふらになる。...
うちたえ‐て【打ち絶えて】
[副](あとに打消しの語を伴って)全く。一向に。「—御湯などをだに御覧じいるることなくて」〈増鏡・藤衣〉
うち‐はやし【打ち囃子】
太鼓・鼓などを打つこと。近世、男子のたしなみとされた遊芸。「茶の湯、盤上、—、男の芸に一つでも」〈浄・歌念仏〉
うち‐ぶろ【内風呂】
1 建物の内に設けてある風呂。 2 個人の家にある風呂。内湯。⇔外風呂。
うち‐ゆ【内湯】
1 温泉場の旅館で、館内に湯を引いて作った浴場。⇔総湯(そうゆ)。 2 「内風呂(うちぶろ)2」に同じ。
饂飩屋(うどんや)の釜(かま)
口先ばかりで実行を伴わない意をしゃれていう語。うどんをゆでる釜には湯が入っていることから、「湯ばかり」と「言(ゆ)うばかり」を掛けたもの。
うのはな‐なます【卯の花膾】
1 大根・ニンジンなどを細かく刻んで酢味噌であえた上に、細く切ってさっと熱湯を通した魚肉を散らしたもの。魚肉の代わりに大根おろしを使うこともある。 2 煎って酢をかけたおからと薄く切った酢漬けの...
うぶ‐ゆ【産湯】
生まれたばかりの赤ん坊を初めて入浴させること。また、その湯。「—を使わせる」