てしかが【弟子屈】
北海道東部、川上郡の地名。摩周湖・屈斜路(くっしゃろ)湖・美幌(びほろ)峠や、川湯・鐺別(とうべつ)・和琴(わこと)などの温泉がある。
てしょく‐いし【手燭石】
茶の湯で、夜咄(よばなし)の茶事などの際、手燭を置く石。蹲踞(つくばい)のそば、湯桶(ゆとう)を置く石と相対した場所に据える。灯台石。
てつ‐びん【鉄瓶】
湯を沸かす、つると注ぎ口のついた鋳鉄製の容器。
てどり‐がま【手取り釜】
茶の湯の釜の一。つるがついていて注ぎ口のあるもの。
て‐ば・る【手張る】
[動ラ四]自分の力にあまる。荷が重すぎる。かちすぎる。「湯元までは爰から五里半、余程道が—・りますから」〈伎・東京日新聞〉
て‐まえ【手前】
[名] 1 自分の目の前。自分のもと。「—にある本を取る」 2 自分に近い方。また、目標とするものの前。こちら。「—の交差点を右折する」「採用の一歩—の段階」 3 人の見る前。他人に対する自分...
てり‐ふ【照(り)布】
上質の白い麻布。乾きが速いので、茶の湯で茶巾(ちゃきん)に用いる。
てんじん‐がわ【天神川】
鳥取県中央部を流れる川。東伯(とうはく)郡三朝(みささ)町の津黒(つぐろ)山(標高1118メートル)に源を発する竹田川が北流して小鴨(おがも)川などの支流を合わせ、同郡湯梨浜(ゆりはま)町と北栄...
てん‐ずみ【点炭】
茶の湯の炭手前で、最後につぐ小形の炭。止め炭。添え炭。
てん‐とう【奠湯/点湯】
禅寺で、仏前または大衆に蜜湯を点じて供すること。転じて、死者の霊前に湯を供えること。