どうあん‐がこい【道安囲い】
茶の湯で、茶室の客畳と点前(てまえ)畳との間に設けた仕切り壁。また、この形式の茶室。亭主は仕切り壁の内側で茶を点(た)て、仕切り壁につけた火灯口を開いて客に接する。
どうがしま‐おんせん【堂ヶ島温泉】
神奈川県南西部、箱根町にある温泉。箱根七湯の一。泉質は塩化物泉・硫酸塩泉など。
静岡県の西伊豆町にある温泉。泉質は硫酸塩泉。
どう‐こ【銅壺】
銅または鉄で作った湯沸かし器。かまどの側壁に取り付けたり、長火鉢の灰の中に埋めたりして、火気によって湯が沸くようにしたもの。
どうご‐おんせん【道後温泉】
愛媛県松山市にある温泉。万葉集にみえる伊予の湯。泉質は単純温泉。夏目漱石の「坊っちゃん」の舞台。
どう‐ずみ【胴炭】
茶の湯の炉や風炉(ふろ)に最初に据えて芯(しん)とする炭。
どうみょうじ‐ほしい【道明寺糒】
糯米(もちごめ)を蒸して日に干したもの。道明寺で創始。水や熱湯を注いでやわらかくして食べ、軍糧あるいは旅の携行食として重用された。主に桜餅などの和菓子の材料とする。
どくしょめいげん‐の‐ぎ【読書鳴弦の儀】
宮中で皇子誕生後7日の間、御湯殿の儀式の際に湯殿の外で漢籍の前途奉祝の文を読み、弓の弦を引き鳴らす儀式。
どっ‐きゃく【独客】
茶の湯で、客が自分一人であること。
どっぷり
[副] 1 十分に液体をふくませるさま。また、湯などによくつかるさま。「墨を—(と)つける」「肩まで—(と)つかる」 2 ある環境にすっかりはまっているさま。「悪の道に—(と)つかる」
ど‐なべ【土鍋】
土製の鍋。熱を長く保つので、鍋焼きうどんや湯豆腐などの鍋料理に用いる。