ビルジ‐キール【bilge keel】
船体の動揺を少なくするために、船首から船尾まで船底湾曲部に沿って取り付ける板。湾曲部竜骨。
ふう‐らん【風蘭】
ラン科の常緑多年草。暖地の古木に着生。葉は広線形で厚く、反っている。夏、花茎を出し、湾曲する距(きょ)をもつ白い花を数個開く。観賞用に栽培もされる。富貴蘭(ふうきらん)。《季 夏》
ふくら【膨ら/脹ら】
1 まるみをもっていること。また、その部分。 2 刀の切っ先の丸みのこと。 3 弓の上下の湾曲した部分。 4 一張りの弓の長さ。的までの距離を測るときに単位として用いる。
フレキシブル‐ガラス【flexible glass】
超薄型で、曲げたり巻いたりすることができる強度と柔軟性をもつガラス。スマートホンや湾曲ディスプレーなどに用いられる。
プラン‐アクロマート【plan achromat】
像面湾曲を補正したアクロマートレンズ。
ベンド【bend】
1 曲がっていること。特に、河川や道路などの湾曲。 2 スキー板などの反り。
ほっきょく‐くじら【北極鯨】
セミクジラ科のヒゲクジラ。体長15〜18メートル。全身黒色で顎(あご)の部分は白い。頭部が大きく、湾曲した顎をもち、ひげの長さは4メートルにもなる。北極海に生息。
まが‐たま【曲玉/勾玉】
コンマ形に湾曲した弥生・古墳時代の装飾用の玉。丸い部分の貫通孔にひもを通して首飾りとした。瑪瑙(めのう)・翡翠(ひすい)・水晶・琥珀(こはく)・ガラスなどで作った。獣類の歯牙に孔(あな)をあけた...
マンモス【mammoth】
1 新生代第四紀の更新世後期に生息し、最終氷期に絶滅した象。ユーラシア大陸北部からアラスカ・カナダ東部にかけて化石が出土。インドゾウに近縁で、体高約3.5メートル、全身が30〜40センチの長い剛...
みさき‐み【岬回/崎廻】
《「み」は、まわり、入り曲がった所の意》岬のまわり。また、岬の湾曲した所。「—の荒磯(ありそ)に寄する五百重(いほへ)波立ちても居ても我(あ)が思へる君」〈万・五六八〉