しっ‐せい【湿性】
湿りけのある性質。水分の多い性質。また、湿りやすかったり、水分を必要としたりする性質。⇔乾性。
しっ‐せい【湿生】
植物が湿潤な場所に生育すること。⇔乾生。
しっせい‐ガス【湿性ガス】
主成分のメタン以外にエタン・プロパン・ブタン・ペンタン・ヘキサンなどを多く含む可燃性の天然ガス。常温常圧で液状に凝縮する成分を含むことから、こうよばれる。湿性天然ガス。→乾性ガス
しっせい‐しょくぶつ【湿生植物】
水辺や湿原など、湿潤な所に生育する植物。アシ・ガマ・ミズバショウなど。湿地植物。→乾生植物
しっせい‐てんねんガス【湿性天然ガス】
⇒湿性ガス
しっせい‐ろくまくえん【湿性肋膜炎】
胸膜腔に滲出(しんしゅつ)液のたまる症状のみられる胸膜炎のこと。→乾性肋膜炎
しっ‐せつ【湿雪】
水分を多く含んだ、湿った雪。湿り雪。
しっ‐そう【湿瘡】
⇒疥癬(かいせん)
しっ‐たく【湿拓】
拓本をとる技法の一。対象物に紙を当て、水で湿らせて密着させたのちに墨を含んだたんぽでたたくことで凸部を写し取る。→乾拓 [補説]古来、拓本といえば湿拓のことで、乾拓は明治期の日本で生まれた技法。
しっ‐ち【湿地】
湿気が多く、じめじめしている土地。