は‐めつ【破滅】
[名](スル)ほろびること。人格・家・国家などが成り立たなくなること。滅亡。「身の—を招く」「環境汚染が進めば人類は—する」
ひつ‐めつ【必滅】
[名](スル)必ずほろびること。「生者(しょうじゃ)—会者(えしゃ)定離(じょうり)」
ひ‐めつ【非滅】
釈迦の死。釈迦の入滅は衆生済度の方便で、真の入滅ではないというところからいう。
ふく‐めつ【覆滅】
[名](スル)完全に滅びること。また、完全に滅ぼすこと。「人間の交際を—するの恐なきに非ざれば」〈福沢・文明論之概略〉
ふしょう‐ふめつ【不生不滅】
仏語。生じることも滅することもなく、常住不変であること。悟りの境界をいう。常住。
ふ‐めつ【不滅】
[名・形動]ほろびないこと。永久になくならないこと。また、そのさま。「永遠—な(の)名著」「霊魂—」
ぶつ‐めつ【仏滅】
1 仏の入滅。釈迦(しゃか)の死。 2 暦注の六曜の一。万事に凶とする大悪日。仏滅日。
ほう‐めつ【法滅】
仏法が滅びること。正法・像法・末法の三時(さんじ)を過ぎると仏法は滅亡するという。
ぼく‐めつ【撲滅】
[名](スル)完全にうちほろぼすこと。根こそぎなくしてしまうこと。「白アリを—する」「伝染病を—する」
ぼつ‐めつ【没滅】
[名](スル)滅びてなくなること。また、滅ぼすこと。