ねつ‐えん【熱演】
[名](スル)熱意を込めて意欲的に演じること。「主役で—する」
のう‐がかり【能掛(か)り】
能を模倣して演じる歌舞伎・浄瑠璃など。また、その型や脚本・節回し。
のうがく‐し【能楽師】
職業として能楽を演じる人。能役者。
のう‐しょうぞく【能装束】
能を演じるときに演者が身につける装束。能面を除いたすべてのもので、かぶり物・鬘(かずら)から足袋まで含まれる。特に、唐織(からおり)・厚板(あついた)・摺箔(すりはく)・縫箔(ぬいはく)など染織...
のう‐ぶたい【能舞台】
能・狂言を演じるための舞台。板張りで、三方を開け放した三間四方の本舞台、後座(あとざ)・橋懸かり・鏡の間などからなり、屋根がある。
のう‐やくしゃ【能役者】
能楽を演じることを職業とする者。シテ方・ワキ方・狂言方・囃子(はやし)方の専門に分かれている。能楽師。
はかま‐のう【袴能】
登場者が面・装束をつけず、紋服に袴のままで演じる能。《季 夏》「伯父といふこはき人あり—/時彦」→装束能
はつ‐きょうげん【初狂言】
新年に初めて演じる歌舞伎狂言。初芝居。
はつはる‐きょうげん【初春狂言】
歌舞伎で、正月に上演する狂言。また、その興行。古くは正月2日を初日としたが、のち15日などになり、江戸では曽我(そが)狂言を演じる慣習があった。京坂では二の替わりといった。春狂言。春芝居。初春興...
はつ‐やく【初役】
初めてついた役。また、初めて演じる役。