きょくば‐し【曲馬師】
曲馬を演じる芸人。
き‐らいごう【鬼来迎】
民俗芸能の一。千葉県山武郡横芝光町の広済寺で盆の7月16日に行われる、地獄のさまなどを演じる宗教劇。《季 夏》
きり‐ねた【切りねた】
1 漫才で、最後にどっと笑わせて舞台を降りるときに用いるねた。 2 落語で、真打ちが演じるものとされている出し物。大ねた。
きり‐のう【切能/尾能】
能で、1日の番組の最後に演じる能。普通は、五番立てで正式に演じる場合の五番目の曲種の能(五番目物)をいう。切(き)り。
ぎ‐じょう【戯場】
芝居などを演じる場所。舞台。劇場。「詩歌管絃の—」〈田口・日本開化小史〉
ギャグマン【gagman】
映画・演芸などのギャグの作者。または、そのギャグを演じる人。
くびふり‐しばい【首振り芝居】
京坂で起こった歌舞伎の一様式。義太夫狂言を、せりふを言わず、浄瑠璃に合わせて身振りだけで演じるもの。天明(1781〜1789)ごろから明治期まで、主にちんこ芝居で行われた。身振り狂言。
くろかわ‐のう【黒川能】
山形県鶴岡市黒川に伝わる能。現在の五流の能にはない伝承を残し、2月1、2日の同所春日神社の王祇祭(おうぎさい)などに演じる。《季 冬》「雪が雨に雨が霰に—/節子」
けいこ‐のう【稽古能】
練習のために演じる能。江戸時代では、上覧能や勧進能以外の能をいい、一般町人に公開された。
げい【芸】
1 学問や武術・伝統芸能などの、修練によって身につけた特別の技能・技術。技芸。「—は一生」 2 人前で演じる特別のわざ。演芸・曲芸など。「猿に—を仕込む」