むすめ‐やく【娘役】
演劇・映画などで、娘に扮(ふん)する役。宝塚歌劇団では、男を演じる男役に対して、女を演じる俳優をいう。
ムーラン‐ルージュ【(フランス)Moulin-Rouge】
《赤い風車の意》 パリのレビュー劇場。1889年にダンスホールとして開場、フレンチカンカンなどのショーで人気を博した。のちミュージックホールに変わり、1929年に映画館となった。現在、併設のダ...
メセナ【(フランス)mécénat】
文化・芸術活動に対する企業の支援。企業名や商品名を冠する音楽会・演劇公演・美術展などを催して直接に援助する場合と、財団法人や社団法人を設立して援助する場合とがある。
め‐せん【目線】
1 《映画・演劇などで用いる語から》視線のこと。「—が合う」「—をそらす」「カメラ—」 2 その立場における、ものの考え方やとらえ方。「消費者の—から情報を発信する」「国民—」「子供—」「上から...
めり‐はり【減り張り/乙張り】
1 ゆるむことと張ること。特に、音声の抑揚や、演劇などで、せりふ回しの強弱・伸縮をいう。「—のきいたせりふ」 2 物事の強弱などをはっきりさせること。「—をつけて仕事をする」
メロドラマ【melodrama】
元来は、18世紀後半に西欧で発達した、音楽の伴奏が入る娯楽的な大衆演劇。今日では、恋愛を主なテーマとした通俗的、感傷的な演劇・映画・テレビドラマなどをいう。
もうけ‐やく【儲け役】
1 演劇・映画などで、見せ場があって観客に受ける得な役。 2 自分の利益になる得な役目。
モスクワ‐げいじゅつざ【モスクワ芸術座】
モスクワにある劇場および劇団。1898年、スタニスラフスキーらがリアリズム演劇をめざして創設。
モッブ‐シーン【mob scene】
《「モブシーン」とも》演劇・映画などで、群集が出る場面。
もどりばし【戻橋】
歌舞伎舞踊。常磐津(ときわず)。本名題「戻橋恋の角文字(つのもじ)」。新古演劇十種の一。河竹黙阿弥作詞、6世岸沢式佐作曲。明治23年(1890)東京歌舞伎座初演。渡辺綱が鬼女の片腕を切り落とした...