ぜん【漸】
物事が少しずつ進むこと。「—を追って改善する」
ぜん【漸】
[常用漢字] [音]ゼン(呉) [訓]ようやく 1 しだいに。だんだん。「漸減・漸次・漸進・漸漸・漸増」 2 少しずつ進む。「西漸・東漸」 [名のり]すすむ・つぐ
ぜんか‐しき【漸化式】
数列のいくつかの項の間に成り立つ関係式。例えば、公差dの等差数列ではan+1=an+dとなるなど。
ぜん‐きょう【漸教】
仏語。平易な教えから始め、順次に深い悟りを得るようにする教法。→頓教(とんぎょう)
ぜんきんきょせいぶんし‐せい【漸近巨星分枝星】
⇒AGB星
ぜんきん‐せきしょくきょせい【漸近赤色巨星】
⇒AGB星
ぜんきん‐せん【漸近線】
ある曲線が、原点から無限に遠ざかるにつれて、限りなく近づいてはいくが、決して交わらないし、接しもしない直線。
ぜん‐げん【漸減】
[名](スル)しだいに減ること。「収益が—する」⇔漸増。
ぜん‐ご【漸悟】
仏語。だんだんに悟ること。順序を追って悟ること。⇔頓悟(とんご)。
ぜん‐しん【漸進】
[名](スル) 1 順を追ってだんだんに進むこと。「目標に向かって—する」⇔急進。 2 少しずつ進歩すること。「—的に改良される」⇔急進。