しょう【漿】
米を煮た汁。おもゆ。
しょう【漿】
[音]ショウ(シャウ)(漢) とろりとした液状のもの。汁。「漿液・漿果/岩漿・血漿・脳漿」
しょう‐えき【漿液】
粘性物質を含まない、比較的さらさらした透明な分泌液。胃液などの消化液、漿膜からの分泌液など。
しょうえき‐まく【漿液膜】
⇒漿膜(しょうまく)3
しょう‐か【漿果】
液果(えきか)の旧称。
しょう‐ざい【漿剤】
アラビアゴム・サレップ・でんぷんなど粘液質のものを水で溶かして、のり状にした薬液。
しょうにょう‐まく【漿尿膜】
鳥類や爬虫類(はちゅうるい)の、卵殻の直下に広がる、漿膜と尿膜とが一部で癒着した膜。血管が発達してくることにより胚の呼吸を可能にする。尿漿膜。
しょう‐まく【漿膜】
1 爬虫(はちゅう)類・鳥類・哺乳類の胚膜(はいまく)のうち、外側の膜。 2 昆虫の胚の外表面を覆う細胞層。 3 脊椎動物の体腔の内面や臓器の表面を覆う、漿液を分泌する薄い膜。腹膜・胸膜など。
漿(しょう)を乞(こ)いて酒(さけ)を得(う)る
《「遊仙窟」から》希望したもの以上のよいものを得るたとえ。水を乞いて酒を得る。