きよみ‐がた【清見潟】
静岡市東部、旧清水市の興津(おきつ)から袖師にかけての海岸。清水港を隔てて三保(みほ)の松原に対する。[歌枕]「—波ぢの霧は晴れにけり夕日にのこるみほのうら松」〈玉葉・秋下〉
さ‐かた【佐潟】
新潟市西部にある国内最大の砂丘湖。砂丘列間のくぼ地に水がたまってできたもので、標高5メートル、面積0.44平方キロメートル、深さ0.3〜1メートル。ハクチョウやカモなどの渡り鳥が飛来する。佐渡弥...
しおひ‐がた【潮干潟】
潮が引いて現れた干潟。特に、春の大潮の干潟。《季 春》「葦の間の泥ながるるよ—/蛇笏」
せき【潟】
[音]セキ(漢) [訓]かた [学習漢字]4年 〈セキ〉砂州で遮られてできた海辺の湖。「潟湖」 〈かた(がた)〉「干潟(ひがた)」
つくし‐がた【筑紫潟】
有明海の異称。
とお‐ひがた【遠干潟】
遠くまで潮の引いた潟。〈日葡〉
なにわ‐がた【難波潟】
「難波江(なにわえ)」に同じ。[歌枕]「—短き葦の節の間も逢はでこの世を過ぐしてよとや」〈新古今・恋一〉
なるみ‐がた【鳴海潟】
名古屋市緑区鳴海付近にあった海浜。[歌枕]「—岩根に寄する波の音にみなれながらもたつ千鳥かな」〈月詣集・一一〉
にいがた【新潟】
中部地方北東部の県。もとの越後・佐渡にあたる。米どころとして知られる。人口237.5万(2010)。 新潟県中北部の市。県庁所在地。信濃川河口にあり、日本海側の重要港。安政5年(1858)の...
はちろう‐がた【八郎潟】
秋田県北西部、男鹿(おが)半島の基部にある海跡湖。かつては日本第2の大湖であったが、昭和32年(1957)からの干拓により耕地化し、昭和39年(1964)大潟(おおがた)村がつくられ、面積の約...