ひ‐しお【干潮】
引き潮。かんちょう。「浦はそのまま—となって」〈謡・融〉
ふう‐ちょう【風潮】
1 風と潮。また、風によって起こる潮の流れ。 2 時代の推移に伴って変わる世の中のありさま。「時代の—に逆らう」
ぶんげい‐しちょう【文芸思潮】
ある時代や社会の文芸の中に、創作上の根源として共通に流れている思想。
ぶん‐ちょう【分潮】
潮位変動の主要因である天体による潮汐力を、個々の周期変動に分離したもの。それぞれ一定周期の正弦曲線で表される。これら分潮の和と地形による非線形的な効果や気象条件などを加えることで、潮位変化が計算...
ぼうちょう【望潮】
村田喜代子の短編小説、および同作を表題作とする作品集。小説は平成9年(1997)「文学界」誌に発表。第25回川端康成文学賞受賞。作品集は平成10年(1998)刊。
ぼう‐ちょう【防潮】
津波や高潮などの害を防ぐこと。
ま‐しお【真潮】
1 大きな潮の流れ。特に黒潮をさすことがある。⇔逆潮(さかしお)。 2 しお。うしお。潮水。「—くむ庵(いほ)の浜舟とま朽ちて波路晴れせぬ五月雨(さみだれ)の空」〈万代・三〉
まん‐ちょう【満潮】
潮が満ちて海水面が最も高くなる現象。ふつう1日に2回起こる。高潮(こうちょう)。みちしお。⇔干潮。
みか‐しお【みか潮】
[枕]「播磨(はりま)速待(はやまち)」にかかる。語義・かかり方未詳。「—播磨速待岩下す畏(かしこ)くとも吾(あれ)養はむ」〈仁徳紀・歌謡〉
みち‐しお【満(ち)潮】
潮が満ちて、海面がしだいに上昇する現象。また、1日のうちで海水面が最も高くなるとき。上げ潮。まんちょう。⇔引き潮。