つぶし‐あん【潰し餡】
小豆を煮てすりつぶし、こさないで砂糖を加えて作った餡。→漉(こ)し餡
潰(つぶ)しが効(き)・く
《金属製品は、溶かして別の物にすることができるところから》それまでの仕事をやめても、他の仕事ができる能力がある。「専門職すぎて—・かない」
つぶし‐きん【潰し金】
金属性の器物を溶かしてつぶし、地金としたもの。
つぶし‐しまだ【潰し島田】
女性の髪形の一。島田まげの根もとを短くしてまげを押しつぶしたように低く結ったもの。つぶし。
つぶし‐ね【潰し値】
⇒潰し値段
つぶし‐ねだん【潰し値段】
1 金属製品の単なる地金としての値段。潰し値。 2 製品を、その用途を勘定に入れず単なる素材としてだけ見積もった値段。すてね。潰し値。
つぶ・す【潰す】
[動サ五(四)] 1 力を加えてもとの形を崩す。「にきびを—・す」「空き缶を—・す」 2 本来の働きができないようにする。役に立たなくする。だめにする。「声を—・す」「計画を—・す」 3 家や会...
つぶらわ・し【潰らはし】
[形シク]今にもつぶれるような感じである。「人々しげく並みゐたれば、いと胸—・しく思さる」〈源・賢木〉
つぶ・る【潰る】
[動ラ下二]「つぶれる」の文語形。
つぶれ【潰れ】
1 すりへること。また、すりへったもの。「のこぎりの歯の—」 2 その物の機能が失われること。「声の—」 3 むだになること。「葬(ともれ)へは遠くても近くても一日の—さ」〈滑・浮世風呂・前〉