こい‐め【濃いめ】
[名・形動]普通よりも少し濃くすること。「—の化粧」「—に味つけをする」
こき‐いろ【濃き色】
染め色や織り色の名。濃い紫色。また、濃い紅色。「—の二衣(ふたつぎぬ)、単衣(ひとへぎぬ)着て」〈著聞集・一一〉
こく‐しょう【濃漿】
魚や野菜などを煮込んだ濃い味噌汁。鯉こくなど。
こ‐さけ【濃酒/醴酒】
《「こざけ」とも》米・こうじに酒を加えて一夜で醸造する酒。今の甘酒の類。
こ‐ずみ【濃墨】
濃くすった墨。また、その墨の色。⇔薄墨。
こせん‐し【濃染紙】
《「こぜんし」とも》濃く染めた紙。「いたうかすめたる—に」〈紫式部日記〉
こ‐ぞめ【濃染(め)】
色を濃く染めること。また、その染めた物。⇔薄染め。
こぞめ‐づき【濃染月/木染月】
《木々が色濃く染まる月の意から》陰暦8月の異称。《季 秋》
こ‐ねずみ【濃鼠】
濃いねずみ色。
こま‐やか【細やか/濃やか】
[形動][文][ナリ] 1 一まとまりになっているものの一つ一つの要素が微小なさま。 ㋐霧などの密度の濃いさま。「夜は—な霧が市街を包む」〈宮本・伸子〉 ㋑色の濃いさま。「緑色—なシャンゼリゼの...