とう【濤】
[音]トウ(タウ)(漢) [訓]なみ 大きくうねる波。「濤声/狂濤・松濤・怒濤・波濤・風濤」 [補説]「涛」は異体字。
とう‐せい【濤声】
波の音。「怒り哮(たけ)る相模灘の—」〈蘆花・不如帰〉 [補説]作品名別項。→濤声
とうせい【濤声】
日本画家、東山魁夷が描いた障壁画。唐招提寺御影堂(みえいどう)の寝殿の間を飾る。海の波とそれに抗う岩を描く。昭和50年(1975)に、山をテーマにした「山雲」とともに完成。両者をあわせ「山雲濤声...
とう‐は【濤波】
なみ。おおなみ。波濤(はとう)。
とうふつ‐こ【濤沸湖】
北海道東部、オホーツク海沿岸にある潟湖(せきこ)。網走市と小清水町にまたがる。湖畔に原生花園がある。平成17年(2005)ラムサール条約に登録された。
なみ【波/浪/濤】
1 風や震動によって起こる海や川の水面の高低運動。波浪。「—が寄せてくる」「—が砕ける」「逆巻く—」 2 空間や物体の一部における振動や変化が、周囲の部分に次々に伝わっていく現象。波動。「光の—...