えん‐とう【煙濤】
「煙波(えんぱ)」に同じ。
きょう‐とう【狂濤】
逆巻き荒れ狂う大波。怒濤。狂瀾(きょうらん)。
きょうらん‐どとう【狂瀾怒濤】
怒り狂う荒波。転じて、物事の秩序がひどく乱れた状態をいう。
くらいはとう【暗い波濤】
阿川弘之による長編小説。昭和43年（1968）から昭和48年（1973）にかけて「新潮」誌に連載。
こう‐とう【洪濤】
大きな波。洪波。
しっぷう‐どとう【疾風怒濤】
１ 激しく吹く風と、激しく打ち寄せる大波。 ２ ⇒シュトゥルム‐ウント‐ドラング
しょう‐とう【松濤】
松の梢を渡る風の音を波の音にたとえていう語。松籟(しょうらい)。
とう【濤】
［音］トウ（タウ）（漢） ［訓］なみ 大きくうねる波。「濤声／狂濤・松濤・怒濤・波濤・風濤」 [補説]「涛」は異体字。
ど‐とう【怒濤】
荒れ狂う大波。また、はげしい勢いで押し寄せるようすのたとえ。「逆巻く—」「—のごとく進撃する」
なみ【波／浪／濤】
１ 風や震動によって起こる海や川の水面の高低運動。波浪。「—が寄せてくる」「—が砕ける」「逆巻く—」 ２ 空間や物体の一部における振動や変化が、周囲の部分に次々に伝わっていく現象。波動。「光の—...
