浮(う)かぶ瀬(せ)
苦しい境遇や状態から抜け出る機会。「身を捨ててこそ—もあれ」
おう‐せ【逢瀬】
会う時。特に、愛し合う男女がひそかに会う機会。「たまさかの—を楽しむ」
おぜ【尾瀬】
群馬・福島・新潟の3県にまたがって広がる、尾瀬沼や尾瀬ヶ原を中心とする地域。燧(ひうち)ヶ岳・至仏(しぶつ)山などを含む。日本最大の高層湿原で、ミズバショウなど湿性植物の宝庫。平成17年(200...
かこう‐せ【火口瀬】
火口またはカルデラの縁の一部が浸食されて、火口湖または火口原湖の水が流れ出す所。箱根山の早川や阿蘇山の白川など。かこうらい。
かこう‐らい【火口瀬】
⇒かこうせ(火口瀬)
かたせ【片瀬】
神奈川県藤沢市の地名。江の島の対岸にある。海水浴場、竜口寺がある。
かみ‐つ‐せ【上つ瀬】
川上にある瀬。⇔下(しも)つ瀬。「—に鵜川を立ち下つ瀬に小網(さで)さし渡す」〈万・三八〉
かめのせ【亀ノ瀬】
大阪府と奈良県との境の、大和川が生駒・金剛山地を横切る所にある峡谷。古くは亀ノ瀬越えとよばれた交通の難所。
かわ‐せ【川瀬】
川底が浅く、流れの速い所。瀬。
昨日(きのう)の淵(ふち)は今日(きょう)の瀬(せ)
《古今集・雑下の「世の中は何か常なる飛鳥川(あすかがわ)昨日の淵ぞ今日は瀬になる」から》「明日は淵瀬」に同じ。