かいせん‐しきもく【廻船式目】
日本最古の海商法規と目されているもの。海上運送に関して、船の使用や事故の際の処置の方法などを規定。貞応2年(1223)北条義時制定の旨の奥書があるが、実際には室町末期に瀬戸内海の海賊衆の間で慣習...
かい‐ぞく【海賊】
1 海上を横行し、往来の船などを襲い、財貨を脅し取る盗賊。 2 中世、海上戦力にすぐれた武士とその集団。北九州・瀬戸内海に本拠をもつものが多かった。水軍。 3 法律用語。公海や公空を横行し、船や...
かい‐もん【海門】
海が陸地に挟まれて狭くなっている所。海峡。瀬戸。
かくい‐じま【鹿久居島】
岡山県南東部、備前市にある日生(ひなせ)諸島中の一島。県内最大の島で、面積10.1平方キロメートル、周囲28キロメートル。野生のシカが多く生息し、かつて岡山藩の狩猟場だった。島の大半が国指定の鳥...
かく‐ざ【擱座/擱坐】
[名](スル) 1 船舶が浅瀬、暗礁に乗り上げて動けなくなること。座礁。 2 戦車・車両などが破壊されて動けなくなること。
かけろま‐じま【加計呂麻島】
鹿児島県、奄美(あまみ)大島の南にある島。面積77.15平方キロメートル。大島郡瀬戸内町に属す。佳奇呂麻島(かきろまじま)。
かこう‐らい【火口瀬】
⇒かこうせ(火口瀬)
かさど‐しま【笠戸島】
山口県南東部、下松(くだまつ)市沖の瀬戸内海にある島。対岸の大島半島との間に笠戸湾をはさむ。昭和45年(1970)、笠戸大橋によって本土と結ばれた。島内の山林は自然休養林に指定されている。大島半...
かすみ‐の‐ほら【霞の洞】
1 仙人の住む所。 2 上皇の御所。仙洞(せんとう)。「(水無瀬殿ハ)げに千代をこめたる—なり」〈増鏡・おどろの下〉
かず・く【潜く】
《「被く」と同語源》 [動カ四] 1 水中にもぐる。「にほ鳥の—・く池水心あらば君に我(あ)が恋ふる心示さね」〈万・七二五〉 2 水にもぐって、魚や貝などをとる。「伊勢のあまの朝な夕なに—・く...