なるせ【成瀬】
姓氏の一。 [補説]「成瀬」姓の人物成瀬仁蔵(なるせじんぞう)成瀬巳喜男(なるせみきお)
なる‐と【鳴門/鳴戸】
1 潮の干満の際、潮流が渦を巻いて鳴りとどろく瀬戸。「阿波の—」「これやこの名に負ふ—の渦潮に玉藻刈るとふ海人娘子(あまをとめ)ども」〈万・三六三八〉 2 「鳴門巻き」の略。
なると‐こうえん【鳴門公園】
徳島県鳴門市にある公園。瀬戸内海国立公園の一部にあたり、園内には大塚国際美術館や渦の道などがある。
にい‐しまもり【新島守】
《「にいじまもり」とも》新しく任に着いた島守。「玉しまや—がことしゆく川瀬ほのめく春の三日月」〈壬二集〉
にいはま【新居浜】
愛媛県東部、瀬戸内海に面する市。江戸時代から別子銅山の銅の積み出し港として発達、明治以後は重化学工業が発展。人口12.2万(2010)。
にお‐やか【匂やか】
[形動][文][ナリ] 1 「においやか1」に同じ。「電灯の光を浴びている遊女(おんな)の—な白粉の顔が」〈近松秋江・青草〉 2 「においやか2」に同じ。「ふかぶかと胸一杯に—な空気を吸い込んだ...
にき‐め【和布】
《後世は「にぎめ」とも》柔らかな海草。ワカメの類。「角島(つのしま)の瀬戸のわかめは人のむた荒かりしかど我とは—」〈万・三八七一〉
にくたいのもん【肉体の門】
田村泰次郎の小説。昭和22年(1947)発表。敗戦後の東京を生き抜こうとする娼婦たちの姿を描く。
マキノ正博(マキノ雅弘)監督による映画の題名。昭和23年(1948)公開。出演、月丘千秋、轟...
にこ・し【和し/柔し】
[形ク]やわらかい。荒々しくない。穏やかである。「毛の—・き物、毛の荒き物」〈祝詞・広瀬大忌祭〉
にしお【西尾】
愛知県中南部の市。もと松平氏の城下町。三河木綿や碾(ひ)き茶の産地。自動車関連の機械工業が盛ん。岩瀬文庫がある。人口10.7万(2010)。