ぶんこ【文庫】
文芸雑誌。明治28年(1895)8月創刊、明治43年(1910)8月廃刊。山県悌三郎主宰の投書雑誌「少年文庫」を前身とし、河井酔茗・伊良子清白・横瀬夜雨ら文庫派とよばれる多くの詩人を育成。
ぶんご‐すいどう【豊後水道】
四国と九州との間の水道。太平洋と瀬戸内海とを結ぶ海域。
へいけ‐がに【平家蟹】
ヘイケガニ科の甲殻類。甲幅2センチくらい。甲は丸みを帯びた方形で、人面状の隆起がある。歩脚の後ろ二対は短くて背面にあり、これで貝殻を背負う。日本近海、特に瀬戸内海に多く、平家の亡霊が化したという...
へいけ‐どり【平家鳥】
アビのこと。瀬戸内海地方でいう。
べざい‐せん【弁才船/弁財船】
江戸時代に内航海運で活躍した和船の形式。船底材の先に船首材、後ろに幅広の戸立てをつけ、三段の外板などを組み合わせ、四角帆1枚を用いるもの。帆走性能がよく、少数の乗組員で運航できるため、瀬戸内海を...
ほう【逢】
[人名用漢字] [音]ホウ(漢) [訓]あう 思いがけず出会う。「逢着/遭逢」 [難読]逢瀬(おうせ)
ほうよ‐かいきょう【豊予海峡】
大分県の関崎(地蔵崎)と愛媛県の佐田岬とに挟まれ、豊後(ぶんご)水道と伊予灘(いよなだ)とを結ぶ海峡。潮流が速い。速吸瀬戸(はやすいのせと)。
ほうよ‐しょとう【防予諸島】
山口県と愛媛県の間に連なる諸島。周防(すおう)大島諸島・熊毛(くまげ)群島・忽那(くつな)諸島などの総称。北に安芸(あき)灘、南に伊予灘を分ける。一部は瀬戸内海国立公園に属する。名は旧国名の周防...
ほう‐ろう【琺瑯】
さび止めや装飾のために金属器の表面に焼き付ける不透明なガラス質の釉(うわぐすり)。また、それを焼きつけた金属器。工業製品から家庭用品まで広く用いられる。装飾品は七宝(しっぽう)焼きとよぶ。瀬戸引...
ホエールズ‐わん【ホエールズ湾】
《Whales Bay》南極、ロス棚氷の北東縁にある湾。南緯78度30分、西経164度20分に位置し、氷に囲まれる。南極大陸への上陸に適し、ロアール=アムンゼン、白瀬矗(のぶ)、リチャード=バー...