ヌエボ‐ラレド【Nuevo Laredo】
メキシコ北東部、タマウリパス州の都市。同州北西部に位置し、リオグランデ川を挟んで米国テキサス州の都市ラレードと隣接する。二国間の通関地として発展。周辺は灌漑(かんがい)農業、牧畜業が盛ん。
ネウケン【Neuquén】
アルゼンチン中西部、ネウケン州の都市。同州の州都。ネウケン川とリマイ川が合流してネグロ川となる地点に位置し、河港をもつ。20世紀初頭に建設。周辺は灌漑(かんがい)農業が盛んで、果物を栽培する。石...
のうぎょう‐ようすい【農業用水】
田畑への灌漑(かんがい)や家畜飼育などに利用される水。また、そのための池や水路など。
はこね‐ようすい【箱根用水】
箱根山の芦ノ湖の水を駿河国深良(ふから)村(静岡県裾野市深良)など数か村に引いた灌漑(かんがい)用水路。湖尻峠の下に掘ったトンネルを西流し黄瀬川に注ぐもの。寛文3年(1663)ごろ着手、寛文10...
はった‐よいち【八田与一】
[1886〜1942]土木技術者。石川の生まれ。東京帝大を卒業後、台湾総督府の技術者として水利事業に従事。大正9年(1920)から10年を費やして烏山頭(うさんとう)ダムを中心とする大規模な灌漑...
はな‐みず【花水】
1 仏前に花を手向けるときに用いる水。また、仏前に手向ける花と水。 2 稲の開花時に、特に深くする灌漑(かんがい)の水。
ハマー【Ḥamā】
シリア西部の都市。ダマスカスの北約185キロメートル、オロンテス川沿いに位置する。周辺は豊かな農業地帯であり、商業が盛ん。古くから灌漑(かんがい)に利用された、オロンテス川にかかる直径30メート...
はりま‐へいや【播磨平野】
兵庫県、播磨灘に面する平野。加古川・揖保(いぼ)川などが流れ、米作地帯。東部は段丘が発達し灌漑(かんがい)用の溜(た)め池が多い。臨海部は工業地帯。中心は姫路市。姫路平野。播州(ばんしゅう)平野。
ばん‐すい【番水】
中世以降、渇水時に行われた灌漑(かんがい)用水の配分制度。順番を決めて田畑に水を引くもの。
パラクラマ‐サムドラ【Parakrama Samudra】
スリランカ中部の古都ポロンナルワにある灌漑(かんがい)用貯水池。4世紀末頃の小さな貯水池に起源し、シンハラ王朝のパラクラマブフ1世の時代に大きく拡張され、乾季の農耕が可能となった。現在も灌漑農業...