ゴビ‐タン【ゴビ灘】
《「タン(灘)」は、砂浜、河原の意の中国語》ゴビ砂漠のうち、小石混じりの平坦な荒れ地。→ゴビ
さがみ‐なだ【相模灘】
房総半島と伊豆半島との間の海域。相模湾にまで及ぶトラフがあり、関東大地震の震源域。→相模トラフ
すおう‐なだ【周防灘】
瀬戸内海最西部の海域。東は伊予灘に接し、西は関門海峡によって響(ひびき)灘に通じる。
とうりゅう‐なだ【闘竜灘】
兵庫県中央南部、加東市滝野町上滝野にある名勝。加古川の中流に位置し、川床は奇岩・怪石が多く、その岩に阻まれた川の流れは激流や滝となっている。飛びアユの名所。名の由来は、巨竜の躍動にも似た風景を、...
なだ【灘/洋】
海で、風波が荒く、または流れが速くて航海の困難な所。「玄界—」「遠州—」
なだ【灘】
兵庫県の神戸市灘区から西宮市にかけての海岸地帯の称。天保11年(1840)宮水が発見されて以来、酒造地として知られる。摂津灘。 神戸市東部の区名。大阪湾に面し、沿岸は工業地帯。
はりま‐なだ【播磨灘】
瀬戸内海東部、淡路島と小豆島(しょうどしま)との間の海域。
ひうち‐なだ【燧灘】
瀬戸内海中南部の海域。香川県の三崎半島と愛媛県の高縄半島との間で、魚島(うおしま)・四阪(しさか)島などがあり、四国沿岸は臨海工業地帯。
ひがしなだ【東灘】
神戸市の区名。灘区の東に隣接。
ひびき‐なだ【響灘】
福岡県の北東方、山口県の西方の海域。西は玄界灘に続く。冬季は季節風が強く吹く。[歌枕]