えんか‐アンモニウム【塩化アンモニウム】
アンモニアを塩酸で中和して得られる無色の結晶。苦みを帯びた辛みがあり、水によく溶ける。天然には火山の噴出物中などに存在。肥料や乾電池製造・めっきなどに使用。化学式NH4Cl 塩安。磠砂(ろしゃ)。
えん‐こ【塩湖】
湖水の塩分が、1リットル中0.5グラム以上の湖。内陸湖で塩分が濃縮されたものや火山地帯でみられるものがある。西アジアの死海、日本の蔵王御釜(おかま)など。鹹水湖(かんすいこ)。鹹湖。塩水湖。
おあかん‐だけ【雄阿寒岳】
北海道東部にある円錐形の火山。阿寒カルデラに生じた中央火口丘の一。火口原に阿寒湖・パンケトウ・ペンケトウなどの湖がある。標高1370メートル。
おうぎ‐の‐せん【扇ノ山】
鳥取県・兵庫県の県境にある火山。標高1310メートル。大山(だいせん)火山帯に属し、山頂部は安山岩の溶岩で覆われている。頂上付近のブナ・カエデ・スギなどの自然林は特別保護地区。県境を南に連なる氷...
おお‐しま【大島】
東京都、伊豆諸島中最大の火山島。大島支庁に属する。中央に三原山がある。昭和61年(1986)に大噴火し、全島民が島外に避難した。面積91平方キロメートル。伊豆大島。 和歌山県南部、潮岬の...
おおなみ‐の‐いけ【大浪池】
鹿児島県北東部にある円形の火口湖。霧島(きりしま)火山群内にあり、山頂火口湖としてはわが国最大級のもの。面積0.4平方キロメートル、直径630メートル、水面高度1239メートル、最大深度11.6...
おおぬま‐こくていこうえん【大沼国定公園】
北海道南西部、渡島(おしま)半島にある国定公園。火山の駒ヶ岳とその堰止(せきと)め湖の大沼・小沼・蓴菜(じゅんさい)沼からなる。
おおむろ‐やま【大室山】
静岡県伊豆半島東岸、伊東市南部にある円錐(えんすい)形の火山。標高580メートル。頂上に直径300メートル、深さ70メートルのすり鉢形をした火口がある。山麓は海岸まで溶岩台地がのび、先端に城ヶ崎...
おか‐ぼ【陸稲】
畑に栽培される稲。水稲に比べて収穫量が少なく、味も落ちる。りくとう。《季 秋》「痩(や)せ—へ死火山脈の吹きおろし/三鬼」
お‐かま【御釜/御竈】
1 「かま」「かまど」の美化語。 2 《3から》(御釜)男色や、その相手。また、女性の容姿や言葉遣いをまねる男性。 3 (御釜)尻の異称。→御釜を掘る 4 (御釜)下女の異称。 5 火山の噴火口...