かぎ‐そう【鍵層】
地層の対比に有効な地層。火山灰による凝灰岩層など、短期間に広い範囲に堆積し、岩質に特徴があって識別しやすいものが利用される。キーベッド。けんそう。
カグサワ‐きょうかいあと【カグサワ教会跡】
《Cagsawa Church Ruins》フィリピン、ルソン島南東部の都市レガスピ北西郊にある教会跡。1724年にフランチェスコ修道会により創建。1814年のマヨン山の大噴火による被害を受けた...
か‐こう【火口】
1 火山の、噴出物が放出される開口部。噴火口。 2 ボイラーの火のたき口。
か‐こう【火孔】
火山の火口内、または周辺部に新たに形成された小さい噴出口。
かこう‐げん【火口原】
複式火山の、中央火口丘と外輪山との間の平地。箱根仙石原(せんごくはら)など。
かさい‐がん【火砕岩】
火山砕屑物(さいせつぶつ)が固結してできた堆積岩(たいせきがん)。凝灰岩・凝灰角礫岩(かくれきがん)など。火山砕屑岩。
かさい‐きゅう【火砕丘】
爆発的な噴火により放出された火山砕屑物(さいせつぶつ)が火口の周りに積み重なってできた、円錐形の小形の火山。ホマーテ。臼状(きゅうじょう)火山。火山砕屑丘。
かさい‐サージ【火砕サージ】
火山噴火の際に起こる現象の一。火砕流本体より希薄で高速な流れ。火山ガスと火山灰からなる。水平方向に広がり、斜面を這(は)い上がることもある。サージ。
かさい‐せきらんうん【火災積乱雲】
火災積雲が垂直方向に著しく発達してできる積乱雲。大規模な山火事や火山噴火によって生じ、しばしば落雷を伴う。
かさい‐ぶつ【火砕物】
⇒火山砕屑物(かざんさいせつぶつ)