しらぬ‐い【不知火】
九州の有明海や八代海(やつしろかい)で、夜間無数の光が明滅する現象。漁船の漁火(いさりび)が異常屈折によって光像を作るために起こる。八朔(はっさく)(陰暦8月1日)ごろの月のない夜に多くみられる...
しらぬ‐ひ【不知火】
⇒しらぬい(不知火)
しろむく‐てっか【白無垢鉄火】
《「しろむくでっか」とも》表面はおとなしそうに見えるが、内実はたちの悪い者。「有繋(さすが)に君は—で我輩よりは遥に兄分だ」〈魯庵・社会百面相〉
しん‐か【心火】
1 火のように激しく燃え立つ、怒り・恨み・嫉妬(しっと)などの感情。「—を燃やす」 2 墓や幽霊などのまわりを飛びかうといわれる火。陰火。 3 歌舞伎で、2を表すために燃やす火。
しん‐か【神火】
1 けがれのない神聖な火。 2 人知を超えた不思議な火。 3 火山の噴火。→御神火(ごじんか)
しんごう‐か【信号火】
信号として用いる火。のろしなど。
しんもん‐てっか【神文鉄火】
神に誓いの言葉を述べ、赤熱した鉄を握って身の潔白を証明すること。→鉄火6「面々の身晴れに—、といふ人あり」〈浮・桜陰比事・一〉
じ‐か【自火】
1 自分の家から出した火事。「—で家を失う」 2 自分の心の迷いから起こる苦しみ。「臆病の—に攻められて」〈盛衰記・一〉
じか‐び【直火】
直接に火に当てること。また、その火。「—で焼く」
じゅう‐か【銃火】
1 銃器の射撃のときに出る火。 2 銃器による射撃・攻撃。「—を浴びせる」